高卒で取れる資格(女性向け)|受験資格なしの民間資格まとめ
高卒女性が「民間資格」を選択肢として知っておきたい理由
高卒で働く女性の中には、
- 正社員として経験を積みたかった時期に、思うような働き方ができなかった
- 育児や家庭の事情で、キャリアのブランクができてしまった
- 再就職や転職の場面で「アピールできるものがない」と感じた
といった悩み、不安を抱える方も多いのではないでしょうか。
こうした不安を感じた時に、現実的な選択肢として知っておきたいのが、「民間資格」です。
民間資格の特徴

次のような特徴から、高卒女性のキャリアを考える上で、民間資格について知っておく価値があるのではないでしょうか。
- 学歴や実務経験などの受験資格が求められないものが多い
- 勉強時間が比較的短めで取得できるものが多い
- 分野やレベルの選択肢が幅広い
こうした特徴があるため、今の状況に関係なく「まず動き出す」選択肢として取り入れやすいのが、民間資格の特徴です。
この記事では、高卒女性の方でも受験できる受験資格が無いものに絞って紹介していきます。
国家資格と民間資格の違いをもっと知りたい方、比較したい方はこちらの記事もぜひご覧ください!
受験資格無し!高卒女性におすすめの民間資格10選
IT系

MOS(Microsoft Office Specialist)一般レベル
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 合格率 | 約80%前後で推移 |
| 難易度 | ★☆☆☆☆ |
| 勉強時間 | 60時間 |
| 転職時の使われ方 | 基礎知識の証明 |
| 主な職種 | 一般事務 |
| 主な職種の年収目安 | 250~350万円 |
MOSは、Word・Excel・PowerPointなどのMicrosoft Officeを正しく使えることを証明する民間資格です。一般事務やサポート職を目指す際に、基礎スキルの証明として活用されることが多い資格です。
日商PC検定(3級)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 合格率 | 約80%前後で推移 |
| 難易度 | ★☆☆☆☆ |
| 勉強時間 | 30時間 |
| 転職時の使われ方 | 基礎知識の証明 |
| 主な職種 | 一般事務 |
| 主な職種の年収目安 | 250~350万円 |
日商PC検定3級は、ビジネスで必要なパソコン操作の基礎力を証明する資格です。文書作成やデータ入力、基本的な表作成など、実務でよく使う操作が中心となっています。事務職を目指す方や、パソコン操作に自信をつけたい方に向いています。
事務系

秘書検定(3級)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 合格率 | 約70%前後で推移 |
| 難易度 | ★☆☆☆☆ |
| 勉強時間 | 30時間 |
| 転職時の使われ方 | 基礎知識の証明 |
| 主な職種 | 受付 |
| 主な職種の年収目安 | 300〜400万円 |
秘書検定3級は、社会人としての基本的なマナーや気配りを身につけられる資格です。言葉遣いや来客対応、スケジュール管理など、受付や事務職で役立つ内容が中心です。未経験から事務系の仕事を目指す方の、第一歩として取り入れやすい資格です。
日商簿記(3級)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 合格率 | 約40~50%前後で推移 |
| 難易度 | ★★☆☆☆ |
| 勉強時間 | 150時間 |
| 転職時の使われ方 | 基礎知識の証明 |
| 主な職種 | 経理補助 |
| 主な職種の年収目安 | 300~400万円 |
日商簿記3級は、お金の流れや会社の数字の仕組みを理解できる資格です。経理補助や事務職で役立つ基礎知識が身につき、未経験から経理分野に挑戦したい方にも人気があります。数字に強くなりたい方におすすめです。
医療事務
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 合格率 | 約80%前後で推移 |
| 難易度 | ★★☆☆☆ |
| 勉強時間 | 200時間 |
| 転職時の使われ方 | 評価アップ材料 |
| 主な職種 | 医療事務 |
| 主な職種の年収目安 | 300〜400万円 |
医療事務は、病院やクリニックでの受付・会計・保険請求業務に必要な知識を証明する資格です。専門用語や制度の理解が求められますが、医療機関で安定して働きたい方にとっては実務に直結しやすい資格です。
調剤薬局事務
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 合格率 | 約80~90%前後で推移 |
| 難易度 | ★★☆☆☆ |
| 勉強時間 | 100時間 |
| 転職時の使われ方 | 評価アップ材料 |
| 主な職種 | 調剤薬局事務 |
| 主な職種の年収目安 | 250~350万円 |
調剤薬局事務は、調剤薬局での受付や会計、レセプト業務に必要な知識を証明する資格です。医療事務よりも業務内容が限定されており、比較的取り組みやすい点が特徴です。
販売系

登録販売者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 合格率 | 約40~50%前後で推移 |
| 難易度 | ★★★☆☆ |
| 勉強時間 | 300時間 |
| 転職時の使われ方 | 評価アップ材料 |
| 主な職種 | ドラックストア |
| 主な職種の年収目安 | 300〜400万円 |
登録販売者は、ドラッグストアなどで一般用医薬品を販売できる資格です。医薬品の知識が求められ、接客・販売スキルと組み合わせて評価されやすいのが特徴です。安定した需要があります。
言語系

英検(3級)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 合格率 | 約50%前後で推移 |
| 難易度 | ★☆☆☆☆ |
| 勉強時間 | 50時間 |
| 転職時の使われ方 | 基礎知識の証明 |
| 主な職種 | 一般事務 |
| 主な職種の年収目安 | 250〜350万円 |
英検3級は、英語の基礎的な理解力があることを示す入門レベルの資格です。日常的な単語や簡単な文章を読んだり聞いたりする力が問われるため、「英語に全く触れたことがない状態」から一歩進んだ目安になります。
美容系

ネイリスト技能検定(3級)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 合格率 | 約90%前後で推移 |
| 難易度 | ★☆☆☆☆ |
| 勉強時間 | 60時間 |
| 転職時の使われ方 | 基礎知識の証明 |
| 主な職種 | ネイリスト |
| 主な職種の年収目安 | 300〜400万円 |
ネイリスト技能検定3級は、ネイルの基礎技術と知識を証明する資格です。未経験からネイル業界を目指す方の登竜門的な資格で、サロン就職の基礎評価として使われます。
日本メイクアップ技術検定
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 合格率 | 約80%前後で推移 |
| 難易度 | ★☆☆☆☆ |
| 勉強時間 | 30時間 |
| 転職時の使われ方 | 基礎知識の証明 |
| 主な職種 | 美容部員 |
| 主な職種の年収目安 | 300~400万円 |
日本メイクアップ技術検定は、メイクの基本技術や理論を証明する資格です。美容部員やメイク関連の仕事を目指す方の基礎資格として活用されます。
高卒女性が民間資格で後悔しないために知っておきたい考え方
民間資格で後悔しやすいケースの多くは、資格そのものが悪いのではなく、期待値のズレから生まれることが多いです。ここでは、取得前に知っておきたい考え方を整理します。

評価されやすい民間資格・評価されにくい民間資格の違い
民間資格は、どれも同じように評価されるわけではありません。
評価されやすい資格には、次のような特徴があります。
- どんな業務で使う資格なのかがわかりやすい
- 実務でそのまま使える知識やスキルが含まれている
- 企業側が、資格の内容を具体的にイメージしやすい
つまり、資格そのものの知名度だけでなく、「その資格が、どんな仕事とどう結びつくのか」が重視されるということです。
「とりあえず資格を取る」のではなく、自分が目指す仕事や働き方にとって意味のある資格かどうかを考えて選ぶことが大切になります。
まとめ|国家資格は高卒女性の「選択肢」を広げる武器になる

民間資格は、人生を一気に変える魔法の道具ではありません。しかし、
- 学歴だけでは伝えきれない意欲
- 未経験でも準備してきた姿勢
- 次のステップに進むための土台
を示すための、現実的な手段になります。正しく選び、正しく使えば、高卒女性のキャリアにとって「最初の一歩」を支える存在になり得ます。
この記事が、選択肢を整理するヒントになれば幸いです!
※表内の「転職時の使われ方」は、資格が転職市場でどのように評価されやすいかを、次の4つの考え方で整理しています。
基礎知識の証明
未経験でも「この分野の基礎は理解しています」と伝えるための資格。高卒・未経験の方が、最初の一歩として使われやすい位置づけ。
評価アップ材料
未経験枠や経験が浅い状態での転職において、他の応募者との差をつけやすい資格。「なくても応募はできるが、あると評価されやすい」役割を持つ。
専門知識の証明
その業界で働くための、一定レベル以上の専門知識があると評価されやすい資格。業界内での信頼や職種選択の幅が広がりやすくなる。
高度な専門知識の証明
取得しているだけで、専門職や上位人材として見られやすい、非常に評価の高い資格です。転職というよりも、専門性を軸にしたキャリア形成に使われるケースが多い。
※年収目安はあくまで参考値です。実際の年収は、経験年数や役職、勤務先などによって幅があります。
※複数の級が設定されている資格については、比較しやすくするため、この記事ではすべて「3級」を基準にしています。実際には、上位級を取得することで評価や活かし方が変わる資格もありますので、あくまで目安として参考にしてみてください。
