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高卒5年目の年収はいくら?平均年収・大卒との差・今後の伸ばし方

shinjiro

高卒5年目の年収のリアルデータ

高卒で社会人5年目になると、

  • 自分の年収って、世間的に見てどうなんだろう?
  • 大卒の同世代と比べて、差が開いていないか気になる

と感じることも多いのではないでしょうか。周りには大卒の同世代も増え、ネットで年収情報を見るたびに、不安になることもあると思います。

この記事では、高卒5年目の年収について客観的なデータを整理したうえで、収入に影響する要因や、年収を伸ばしていくための考え方までを順番に解説していきます。

高卒5年目の平均年収・手取り額はいくら?

以下は、厚生労働省が公開している高卒者のデータをもとに、月収・手取り・年収の目安を整理したものです。

年齢月収手取り年収
~19歳199,800159,8402,397,600
20~24217,300173,8402,607,600
25~29歳243,000194,4002,916,000
令和6年 賃金構造基本統計調査の概況」(総務省統計局) を加工して作成

こちらのデータから、高卒5年目の方を23歳と仮定すると、

  • 月収:217,300円
  • 手取り:173,840円
  • 年収:2,607,600円

が、1つの目安となります。

なお、社会保険料や税金を差し引いた手取り額は、一般的に総支給額の75〜85%程度になることが多いとされています。そのため仮で80%で計算しています。
(※年収はボーナス等を含めずに計算しています。)

「高卒」と「大卒」同じ年齢で比べるとどう違う?

高卒で社会人5年目になると、大卒の同世代との収入差が気になる方も多いのではないでしょうか。まずはデータをもとに、高卒5年目と大卒の同世代で、どの程度の収入差があるのかを整理していきます。

高卒 vs 大卒 — 5年目の収入比較

以下は、厚生労働省が公開しているデータのうち、学歴別に20〜24歳の部分を抜粋し、月収・年収の目安を整理したものです。

令和6年 賃金構造基本統計調査の概況」(総務省統計局) を加工して作成
令和6年 賃金構造基本統計調査の概況」(総務省統計局) を加工して作成

こちらのデータから、月収では約3万円、年収では約40万円の差があることがわかります。
このようなデータを見ると、

  • 学歴によって大きな差がある」
  • 大学に行かないと収入を上げるのは難しいのでは」

と感じる方もいるかもしれません。

ただし、収入は学歴だけで決まるものではありません。働き方や選択次第で、学歴に関係なく収入を伸ばしていく余地は十分にあります
次は収入に影響する要因を紹介します。

※ここで示しているのは、あくまで20〜24歳の平均値です。高卒の場合、18〜21歳の間にすでに社会経験を積み、収入を得ているケースも多く、同じ年齢だけで単純に比較できるものではありません。あくまで自分の立ち位置を把握するための参考としてご覧ください。

収入に影響する要因とは?

収入の差にはさまざまな要因がありますが、その中でも影響が大きいのが勤続年数と業界です。
この章では、この2つに絞って、データをもとに違いを確認していきます。

続けていれば年収は上がる?勤続年数と昇給の関係

こちらの表は、厚生労働省が公開している勤続年数別に見た賃金データをグラフに加工したものです。
(※本データは高卒に限らず、大卒なども含めた全体データです。)

令和6年 賃金構造基本統計調査の概況」(総務省統計局) を加工して作成

グラフから、勤続年数が長くなるほど収入が上がる傾向があることはデータから確認できます。
このことから、勤続年数は年収の土台をつくる重要な要因の一つだと言えます。

ただし、勤続年数だけで年収が決まるわけではありません。
実際には、どのような役割や役職を担っているか、どの業界で働いているかなどによって、年収の伸び方には違いが生じます。

収入が伸びやすい業界は?業界の違いが年収に与える影響

こちらは厚生労働省が公開しているデータから代表的な業界の収入のデータをグラフ化したものです。高卒5年目にあたる20~24歳と、収入が最も高くなりやすい50~54歳を抜粋しています。
(※本データは高卒に限らず、大卒なども含めた全体データです。)

令和6年 賃金構造基本統計調査の概況」(総務省統計局) を加工して作成


グラフから分かるように、業界によって収入水準や年齢とともに伸びる幅には違いがあります
若年層の水準が高い業界もあれば、年齢を重ねても伸びにくい業界もあり、収入の伸び方は一様ではありません

収入アップが狙える業界の考え方

それでは、さまざまな業界がある中で、収入アップを目指すにはどのような業界を選べばよいのでしょうか。

結論として、収入アップを狙いやすいのは、

  • 市場規模が拡大している業界
  • 利益率が高い業界

です。これらの業界に共通しているのは、企業が成長や競争力強化のために人材へ投資しやすい環境にあるという点です。

  • 市場規模が拡大している業界
    成長を維持・拡大するために人材確保が重要となり、教育や賃金といった人材への投資が行われやすい。
  • 利益率が高い業界
    企業に資金的な余力があるため、人材育成や賃金引き上げといった投資を継続しやすい。

収入アップが狙えるおすすめ業界4選

ここまでの考え方を踏まえると、比較的収入アップが狙いやすい業界として、次のような業界が挙げられます。
あくまで私見ではありますが、市場の成長性企業の人材投資のしやすさという観点から整理しています。

金融業界

金融業界

取扱金額が大きく、専門知識が求められる場面が多いことから、人材育成や教育に力を入れている企業も多いと言われています。経験を積むことで評価されやすい働き方につながる可能性もあります。

不動産業界

不動産業界

取引単価が高く、成果が売上に結びつきやすい構造のため、成果や役割が収入に反映されやすいケースもあるとされています。営業職以外にも、管理や企画、事務など幅広い職種があります。

IT業界

IT業界

市場が拡大している分野が多く、人への投資が行われやすい傾向があると言われています。エンジニア以外にも、営業やサポート、企画など多様な職種が存在します。

広告業界

広告業界

売上や集客に近い領域の仕事が多く、成果が評価に反映されやすい環境もあるとされています。
企画・制作・運用など役割の幅が広く、案件ごとに内容が変わる点が特徴です。


もちろん、これらの業界に入れば必ず収入が上がるというわけではありません。ただし、業界ごとの構造を知ったうえで選択することで、収入を伸ばしやすい環境に近づける可能性はあります。

業界選びの考え方については、動画でも整理しています。こちらも参考にしてみてください。

2026年最新!高卒向け穴場業界&職種を解説。

高卒5年目から「給与を上げる」方法

ここまで、勤続年数が長くなるほど収入が上がる傾向があること、そして業界の違いによって収入の伸び方に差が出やすいことを見てきました。
これらを踏まえると、高卒5年目以降に給与を上げる方法は、大きく分けて次の2つが考えられます。

  1. 今の会社で働き続けながら、年収を伸ばしていく方法
  2. 業界選びも含めて、転職を検討する方法

今回紹介した業界にすでに所属している場合は、勤続年数を重ねながら、現職で昇給や評価の余地があるかを確認してみても良いかもしれません。
この場合、勤続年数や月給の昇給だけでなく、評価によるボーナスや各種手当なども含めて、年収全体で考えることが重要です。


一方で、該当しない業界にいる場合は、業界を変えることで、収入の伸び方が変わる可能性がありますので、一度転職を考えてみても良いかもしれません。

まとめ — 高卒5年目から年収を最大化するために

どちらを選ぶにしても、これまでの経験は、次の選択を考えるうえでの材料になるはずです。
まずは、自分が働いている業界や職種が、収入面でどのような構造にあるのかを整理してみることが、大切なのではないでしょうか。

高卒5年目というタイミングは、現職での伸びしろを見極めることも、別の業界や職種を検討することも、どちらも現実的に考えられる時期だと思います。


この記事が、自分なりの次の一歩を考えるきっかけになれば幸いです!

ABOUT ME
箕葉 真二郎
箕葉 真二郎
鉄道会社勤務 / 事業開発職
高卒で大手鉄道会社に新卒入社。入社後11年間は電車の車掌・運転士・駅員などジョブローテーション制度の中でキャリアを積む。社会人12年目で新規事業立ち上げ部署に異動し、新サービスの事業開発に従事。現職に勤めながらサイドプロジェクトの本活動に従事。
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